土地を購入するときには、水道の引き込み工事が必要かどうかを確認することが大切です。
水道引き込み工事とは、水道の本管から土地まで水道管を敷設する工事のことです。
この工事には費用がかかりますが、どれくらいかかるのでしょうか?
また、この工事で発生しがちなトラブルは何でしょうか?
今回は、土地への水道引き込み工事の費用相場とトラブル回避のコツについてお話しします。
皆さんの家づくりの参考になれば嬉しいです。よろしくお願いします。
土地の水道の引き込み工事とはなにか
水道の引き込み工事とは、水道の本管から土地に水道管を引き込む工事のことです。
この工事が必要な場合と不要な場合があります。
では、どうやって確認するのでしょうか?
まず、水道の本管が土地の前面道路に埋設されているか調査する必要があります。
これは、役所に問い合わせることで分かります。
もしも水道の本管が埋設されていなかったら、工事をしなければない必要があります。
次に、土地まで水道管が引き込まれているかをチェックします。
これも役所で教えてもらえます。
その際に水道管が引き込まれていたら、工事は必要ありません。
ですが、水道管が引き込まれていない場合、引き込み工事を行わなう必要があります。
水道の引き込み工事は、住宅に水を供給するために必要な工事です。
キッチンやお風呂などで水を使えるようにするためには、この工事をおこなう必要があります。
水道の引き込み工事には費用や期間がかかりますので、土地を購入する前に確認しておくことが大切です。
土地の水道の引き込み工事の費用相場について
土地の水道の引き込み工事が必要な場合は、工事費用だけでなく、給水申込納付金や手数料などもかかります。
そのため、土地を購入する前に、工事に関する費用をきちんと調べておくことが重要です。
では、具体的にどのくらいの費用がかかるのでしょうか?
まず、工事費用は、水道の本管から土地までの距離や水道管の口径によって変わります。
一般的には、30万円~50万円ほどですが、距離が長い場合や口径が大きい場合はもっと高くなります。
次に、給水申込納付金は、水道局に納める負担金です。
これは、水道メーターを受け取って敷地内で水道が使えるようになるために必要です。
給水申込納付金も、水道管の口径によって変わります。
一般的には、2万円~66万円ほどですが、口径が大きい場合はもっと高くなります。
最後に、手数料は、分岐管理手数料や設計手数料などがあります。
これらは、工事1件あたり5,000円ほどです。
このように、土地への水道引き込み工事には、工事費用以外にも色々な費用がかかります。
これらの費用を考慮して、予算を立てることが重要です。
また、施工業者や水道局と相談して、最適なプランを選ぶことも大切です。
私も以前、土地への水道引き込み工事を行ったことがありますが、費用や手続きについては事前に調べておいて良かったと思っています。
土地への水道引き込み工事で発生しがちなトラブル
土地への水道引き込み工事で起こりがちなトラブルについても注意しなければいけません。
水道引き込み工事は、家づくりの中でも重要な工事のひとつですが、意外とトラブルが多いんです。
水道引き込み工事で発生しやすいトラブルとその対処法をご紹介します。
水道管が隣の敷地を経由している
水道引き込み工事をするときは、基本的には前面道路にある水道管から直接自分の土地に引き込むのが普通です。
でも、古い土地だったりすると、何かの理由で隣の土地に水道管が通っていたりすることがあります。
これはかなり厄介な問題です。
なぜなら、隣の土地の持ち主が水道管を通すことを許可してくれなかったり、お金を要求したりする可能性があるからです。
土地が私道に面している
土地が私道に面している場合は、注意が必要です。
私道に面している場合は、私道の所有者全員から掘削承諾書をもらわないといけません。
これは結構大変です。
所有者が何人もいたりすると、時間もかかるし、面倒です。
しかも、中にはサインだけじゃなくてお金も要求してくる人もいます。
土地が私道に面している場合は、事前に確認しておくことが大切です。
本管から遠い場合
本管から遠い場合は、費用が高くなってしまいます。
本管から土地までの距離が長いと、掘削する範囲も広くなるし、水道管も多く必要になるからです。
それに、道路が固かったり、水道管が深く埋まっていたりすると、さらに費用が高くなります。
本管から遠い場合は、見積もりを取っておくことが大切です。
まとめ
今回は、土地への水道引き込み工事についてお話ししました。
水道引き込み工事は、家づくりに欠かせない工事ですが、費用や期間、手続きなどに注意が必要です。
私も自分の家を建てるときに、水道引き込み工事でいろいろな苦労をしました。
私の経験をもとにした、水道引き込み工事で知っておくべきことやトラブルの対処法も参考にしてくださいね。
ただ、水道引き込み工事に関する正確な情報や最新の情報は、必ず水道局や施工業者に確認してください。
私の記事が皆さんの家づくりの一助になれば嬉しいですが、最終的な判断は皆さん自身で行ってください。